「挫折と屈辱」

2016年カレンダーの一枚が終わりました。
新年からこの一ケ月の間、私はこれまでの事業をあらためて振り返っています。

事業の棚卸は、自分自身の人生の棚卸そのものでもあります。

 

昨年の暮れに、クライアントの女性経営者からこんな質問を受けました。
「小渕さんの原点は何ですか?」
丁度、彼女のプロフィールを作成している時の事です。

 

その質問を受けたその日から、私の頭の中に「原点」という言葉が離れなくなりました。
確かその時は「母です」と答えたと思います。
それはずっと変わらない私自身の思いだったから。

 

しかし、ふと考えたのです。
それは私の「個」としての人生の原点である事には間違いないとして、
では、今日の事業の軸をなしている私の原点は・・・。

 

私はこの時から、厭が上にも自分自身の「屈辱のビジネスヒストリー」と向き合う事になりました。

 

よく、人はこう言います。
「30年ものキャリアがおありなんですね。どの様にサクセスして来られたのですか?」
正直なところ、サクセス=成功者という表現を私は好みません。

常に情熱を失わず挑戦し続けていきたい、その思いのほうが強いからです。

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そんな思いを巡らせながらの先日、尊敬するカリスママーケッターの言葉が突然浮かんだのです。

偉大な事業を成し遂げた経営者はいずれかの「逆境」を経験している。
①大病 ②牢獄 ③倒産

私は①と③(倒産は免れましたが)を経験しています。

幸いまだ牢獄は経験しておりません。

 

順風満帆だったそれまでの事業から、想定外の躓き。
その直後の食道がんの発病。
人生最大の立て続けのピンチ。

 

ピンチはチャンス、なんて軽々とは言えない事態の中でのくやしさの年月。
はじめて味わう「挫折感」

 

復帰は不可能だろう・・・という囁かれる中、私は誓いました。
「必ず事業を再起動させる。絶対に折れはしない」

 

できれば忘れてしまいたい、向き合いたくなかった「挫折と屈辱」の体験。
しかし、その事実としっかりと向き合い、その貴重な体験こそが私の事業の原点であることを確信したのです。

そして、その体験をミッションの土台として行こうと心に決めました。

 

それは「マーケティングに無知な経営者がどんな現実に遭遇したのか」というノンフィクションです。

「夢をかたちに」・・・誰しも起業する時、こんなおもいに胸を膨らませて大きく一歩を踏み出すはず。
私も其のひとりでした。

その夢を無残に砕けさせないためにも、無知ではいけないのです。

私の小さな体験が、少しでもあなたのお役に立てるなら・・・。

 

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