セルフイメージングの罠

 

顧客のペルソナと併せて、自身のペルソナは
個人ブランディングにとって、とても重要です。

そのペルソナであなたの「スペシャリストとしてのブランド」
認識されるのですから。

 

一般的には「セルフイメージ」と言われています。

あなたも「自分のセルフイメージは?」と模索しているか、
或いは作りつつある最中かもしれませんね。

 

しかし、以前からこのセルフイメージングに対して、
私は少し違和感を感じていました。

それは余りにも「あなたはどう見られたいですか?」と言うところに、
焦点が当てられていることに。

 

「第一印象の大切さ」「好印象を与えるために」と言うとき、
「誰に対して」が見逃されいるような気がしてなりません。

勿論、誰からも好かれたい、誰からも注目を浴びたいと思うなら、
それもありですが。

 

しかし、ビジネスにおいては、必ず顧客が存在し、
顧客なしにはビジネスは成立しません。
であるならば、どういう顧客に対しての「セルフイメージング」なのか・・・

 

あなたは、ご自分の能力、実力である「そのサービス」を
どういう人達に対して認めさせたいですか?

そして「その理想とする潜在顧客」を具体的にイメージしながら、
ご自分というペルソナの創出を図っていらっしゃいますか?

 

ペルソナとは、もともとラテン語の「役者が役のために被る仮面」の意味でした。
昔の映画で「ペルソナ」ってありましたが。

 

仮面と言う、ちょっと「いつわり」というニュアンスが漂いますが、決してそうではありません。役者は、そのストーリーの役割として、その役に成り切るのです。

ペルソナが完璧で在るほど、観客は充足感を味わい、至福の時間を得るのです。

 

あなたは、ビジネスというストーリーの重要な役割を果しているのです。
そのためにギャランティを頂くのですから。

潜在顧客が、あなたにどのような期待を抱き、何を求めているのか・・・。
それに応え得る「ペルソナ」でなければなりません。

 

ここで誤解してはいけない事・・・決して嘘をついて演じると言うことではない
と言うことです。顧客の望む「あなた像」を見せていくと言う事。

 

ちょっと飛躍しますが、最近ご逝去された「高倉健」さん。
彼は完璧に「高倉健」というペルソナを貫いて、

一度たりともファンを裏切りませんでした。

 

「ペルソナ」は常に一貫性がなければなりません。
どのような相手に対してのものなのか・・・。

自分発信にのみフォーカスしたペルソナは、単なる自己満足。

 

私は「個人ブランディング」の目的は、顧客の信頼を勝ち取り、
その相手の頭の中にあなたの存在をポジショニングするためものと考えています。
「ペルソナ」はそのための「セルフイメージング」の何ものでもありません。

 

間違っても、白雪姫の継母のように「世界で一番美しいのは誰?」
なんて事にならないようにしなくては。。。

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コンサルタント
小渕良子です

個人ブランディング基礎セミナー

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