安倍ブランドから学ぶべき事

 

政治家も経営者も、そのポジションは当事者の頭の中に見つけようとしても
決して見つかりません。すべては有権者、或いは顧客の頭の中にあるのです。

 

私はかつて政治家の秘書として仕事をし、そして数え切れない選挙を
プロデュースしてきました。特に候補者のブランディングです。
その経験から、現在経営者のブランディングのサポートをしているのですが。

 

あなたは政治家ではないですね。
でも、政治家と同じような選ばれ方をしていると言ったら、
きっと「???」と思われますよね。

 

何故私がそう断言するのか...。  ちゃんと根拠があるのです。

 

それはあなたが、常に「相手から選ばれる存在」だからです。
その評価はあなたが相手(顧客)に発信するのではなく、
相手が決めると言うことです。

 

アメリカ・ニューヨーク市長を努めた政治家の
ジョン・リンゼイ氏が端的にそれを表現しています。
「政治においては人々が思うこと、それが現実なのだ」
これってビジネスにも置き換えられると思いませんか?

 

だから、あなたのポジショニングを間違った市場にしてしまったら、
ビジネス上ミスマッチが起こっても不思議はありません。

 

例えば、介護・福祉政策を得意とする政治家が支持者を獲得するためには、
高齢者或いはその家族を市場としなければなりません。

 

しかし具体的に絞り込まず、漠然と支持を訴えても、
欲しい支持者層の心に届くでしょうか?

 

誰が切実にその問題を抱え、直面しているのか。
それをリサーチして、そこに向けたメッセージでなければなりません。

その人達の頭の中に「福祉・介護だったら△△さん」と
投票日に真っ先に思い浮かべてもらうには・・・。

 

今回の選挙を思い出して下さい。
安倍さんの政策・方針はちょっと横に置くとして、
でも今回の選挙は圧倒的な「安倍ブランド」の勝利です。

 

「アベノミクス」の是か非か、その評価の選挙にしてしまいました。
他にも重要な案件はあったのですが。
そして多数の当選により、国民の信任を得たという錦の御旗を手にしたのです。

 

「経済状況を何とかしたい」と思っているのは、何も企業だけではありません。
働く人達だって、家計を安定させたいと思っていたのですから。
その有権者の頭の中に、しっかりと景気回復=アベノミクスを
ポジショニングしたのです。

 

そして選挙戦の主導権を握り、野党(ライバル)の批判をスルーし、
決して政策を対峙させなかった。

 

これと全く同じなのは、小泉元首相の戦略です。
「郵政民営化」を掲げて国民の頭の中にイメージさせたのです。
そして、しっかりと自身をポジショニングしました。

 

あなたも「郵政民営化」「構造改革」の言葉から、今でもきっと
小泉元首相を真っ先に思い浮かべることでしょう。
「ブランディングにおけるポジショニング戦略」の見事な成功例です。

 

私は、今回の安倍さんの戦略を
私達経営者も冷静に学ぶべきではないかと思っています。
あなたは、いかがですか?

 

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コンサルタント
小渕良子です

個人ブランディング基礎セミナー

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