理想の顧客がわからない

 

先日、セミナーの中でこんな質問がありました。

「理想の顧客って、どうやって作ればいいのですか?」「私が勝手に想像したイメージでいいのですか?」

 

きっと、こんな質問が出るだろう事は、予測しておりましたが...。私はその方の表情を見ながら、かつての自分を見ているようでした。

 

会社を設立して間もない頃、気持ちだけは誰にも負けないくらい一生懸命であったにも関わらず、売り上げを出せないまま...、というより、顧客を作れないまま、ただ闇雲に走り回っていた頃がありました。紹介をされれば、とにかく挨拶に伺いました。でも、結果は出ず仕舞い。

 

そんな迷走の状態が何年も続きました。そんな時期にマーケティングに、真剣に向き合うようになりました。そして壁にぶつかりました。
「あなたの理想の顧客は誰ですか?」「・・・???」

 

今思えば笑っちゃいますが、私はデッサンして絵を描きました。「理想の顧客」をです。何ともチンプンカンプンで・・・。

 

理想の客と言えば,そりゃあ、私の商品価値をそのまま受け止めて下さる方な訳ですが...。で、その人は何処にいて、どんな姿をして、何をしている人なのか・・・。グルグルと、どんなに頭を巡らしても描けないのです。この「理想の顧客」は私にとって、長い間の解決できないテーマでした。

 

私は、その質問に答えました。

「あなたの理想の顧客は、きっとあなたの顧客の中にいるはずです。もしいなかったとしたら、これまでのあなたのビジネスを、もう一度リセットして見直す必要があるかも知れません」

 

そう鉱脈は、実はその足元あることを人はついつい見落とし勝ち。まるで遠い所から引っ張ってくるような、そんな幻想を持ってしまうのか人の常。

「理想」と『幻想』似て非なるものなんですね。「理想の顧客」とは、決して妄想のような、そんな雲を掴むようなものではありません。その手に掴み取ることの出来る、リアルな事実だと言うことを、私達経営者は認識しなければなりません。ビジネスがリアルなものであるように「理想の顧客」もリアリティの何者でもないからです。

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小渕良子です

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